人生初のミュージカル体験へ
2025年8月19日、横浜にある KAAT神奈川芸術劇場 で上演されているミュージカル『えんとつ町のプペル』を観に行ってきました。開演は夜19時。これが僕にとって人生で初めてのミュージカル鑑賞で、正直ワクワクと緊張が入り混じった気持ちで劇場に向かいました。
劇場の雰囲気
KAATの建物に入ると、天井の高いロビーに大階段が広がり、まるで美術館のような洗練された空間。大きなガラス張りのエントランス越しに街の灯りが見えて、開演前から特別な夜が始まる予感がしました。ロビーには展示やオブジェも並んでいて、観客たちが作品世界に浸れる仕掛けが用意されています。
「えんとつ町のプペル」の世界へ
会場の5階ホールに入ると、舞台はすでに幻想的な光で照らされていました。青や紫のライトが交錯し、煙や霧のような演出が「えんとつ町」の空気感を作り出しています。物語が始まると、歌声とダンス、舞台美術が一体となって一気に引き込まれました。
特に印象的だったのは、キャラクターたちの感情が歌とともに直接心に響いてくる瞬間。ストーリーの切なさや希望が、音楽と演出によって鮮やかに立ち上がってくる感覚は、映像では味わえないライブ体験ならではでした。
思い出に残る仕掛け
劇場内にはキャラクターの模型や映像展示があり、開演前や休憩中も楽しめました。また、ロビーには赤い提灯が吊るされた出店風のコーナーが登場していて、まるで夏祭りのような雰囲気。作品の世界と夏の季節感が融合していて、観劇体験をさらに彩ってくれました。
初めてのミュージカルの感想
正直に言うと、こんなに心を揺さぶられるとは思っていませんでした。舞台全体が一つの大きな物語を奏でていて、観客の心を包み込んでくれる。初めてのミュージカル体験が『えんとつ町のプペル』で本当に良かったと心から思います。
これから観る人へのTips
- KAATはみなとみらい線の日本大通り駅から徒歩すぐでアクセス便利。
- 開演前は館内の展示やロビーの雰囲気を楽しむ余裕を持って行くのがおすすめ。
- 夜公演は特に、横浜の夜景とあわせて観劇気分を盛り上げてくれます。
最後に
人生初のミュージカルは、想像以上に胸を打つ体験でした。これから先もまた別の作品を観てみたいと思えるほどに「舞台の力」を感じました。『えんとつ町のプペル』は、僕にとって忘れられない夏の思い出になりそうです。