昭和から続く金沢の味、グリルオーツカへ
2025年7月25日のお昼、金沢市の片町近くにある老舗洋食店「グリルオーツカ」へ。目的はもちろん、金沢名物のハントンライス。
店先にはすでに人だかりができていて、平日にもかかわらず行列ができていました。30分ほど並びながら、のれん越しに漂ってくるバターと揚げ物の香りにお腹が鳴ります。
初めて目にする、これぞハントンライス
銀色の楕円形プレートに、ふわとろの卵、その上にはサクサクに揚がった白身魚のフライ。鮮やかなケチャップとたっぷりのタルタルソースが大胆にかかっていて、見た瞬間「これが金沢のハントンライスか!」と心が躍りました。
フォークを入れると、とろける卵とチーズ、ケチャップライスの香りが立ちのぼります。フライは衣が軽く、中の白身魚はふっくら。タルタルの酸味とケチャップの甘酸っぱさが絶妙に合わさって、どこか懐かしい味わいです。
味の感想とボリューム感
見た目のインパクトに比べると、ボリュームはそこまで多くなく、最後まで飽きずに食べられました。「お腹いっぱいで動けない…」というよりは、「もう一皿いけそう」くらいのちょうど良さ。
老舗らしい安心感のある味付けで、観光客はもちろん、地元の常連さんにも愛されているのがわかります。
行列と待ち時間の目安
この日は平日のお昼で約30分待ち。週末や観光シーズンはさらに長くなるそうです。開店直後や14時以降など、少し時間をずらすのがおすすめです。店内は昔ながらの喫茶店風で、どこか昭和レトロな雰囲気が漂っていました。
アクセスとちょっとしたアドバイス
「グリルオーツカ」は片町スクランブル交差点から徒歩5分ほど。金沢観光の途中で立ち寄るにも便利な立地です。
ハントンライスはソースのかかり方や卵のふわとろ感など、写真映えも抜群。SNSにアップすれば、旅の思い出が一層鮮やかになります。
再訪したい理由
金沢を訪れたら、また足を運びたくなる一軒。次はエビフライやカニクリームコロッケなど、他の洋食メニューも試してみたいです。昭和から続く味を今も守り続ける「グリルオーツカ」、金沢の食文化を感じるには外せないお店です。